本の紹介『いいにおいのおならをうるおとこ』

いいにおいのおならをうるおとこ』
ジル・ビズエルヌ 文 ブルーノ・エッツ 絵
  ふしみみさを 訳  ロクリン社
タイトルに惹かれました。おならがいいにおい?どんな臭い?香り?現代人は臭いに敏感。
興味津々、読み進めます。むかしずるがしこい兄と優しい弟がいました。両親が亡くなり、財産を分けることに。兄はたくさんもらいます。弟は年老いた犬だけ。弟は知恵を働かせ、犬に畑を耕させます。すかさず兄もその犬で畑を耕しますがうまくいきません。いいにおいのおならはどうやって登場するのでしょうか。それは読んでのお楽しみ。ナンセンス絵本に思わず笑みがこぼれます。
いいにおいのおならをうるおとこ

本の紹介『おかしな?ハロウィン』

タイトル:おかしな?ハロウィン

著者:ザ・キャビンカンパニー

お菓子づくりが得意なおばあさん

今日はハロウィンなので子どもたちのためにとっておきのお菓子を作ります

それはそれは不思議で特別なお菓子;空を飛ぶコウモリクッキー、ジャイアントマシュマロ、メロンソーダプールなどなど^^楽しいお菓子にみんなは大喜びです!が!・・・

あとは読んでのお楽しみ!(とてもカラフルで楽しくてユニークなイラストです♪)

興味のある方はぜひ!

おかしなハロウィン


本の紹介『マナティのいた夏』

タイトル:マナティのいた夏

著者:エヴァン・グリフィス

今年の読書感想文課題図書

11歳のピーターは生き物が大好き

大親友のトミーと夏休み中に生き物発見ノートを完成させることをとても楽しみにしている

彼はは認知症のおじいちゃんのことも大好き

おじいちゃんが小さい頃、たくさんのマナティに出会い、特別な時間を過ごしたという話を聞いていた。

そしてある日、彼は偶然、怪我をしたゾーイ(マナティ)に出会った。ゾーイを助けるために彼はある行動をする。

ピーターの生き物に対する深い愛と勇敢な気持ちに感動しました。

海洋博のマナティに会いたくなってきました。

 

マナティがいた夏


本の紹介『シリアの秘密の図書館』

タイトル:『シリアの秘密の図書館』
作:ワファー・タルノーフスカ 絵:ヴァリ・ミンツィ 訳:原田勝 くもん出版

IPPY Book Awards児童書部門2022年金賞受賞作。
内戦下のシリアに実在した、奇跡の地下図書館から着想を得たものがたり。

戦時下、町の子どもたちは、がれきの中から本を見つけ出し、地下へ運び込み秘密の図書館を作ります。
大人も巻き込んで、ついには1万冊を超える本が集まります。
外の世界は暗く、戦争はいつ終わるかわからない。そんな中でも、本を読んでいれば夢中になれる。子どもたちが作った図書館は町の人たちを勇気づけます。
本を愛する子どもたち、町の人たちに、本がこたえる。希望を与える続ける図書館。
あなたにとっての図書館とは、どんな図書館ですか。

シリアの秘密の図書館

来館おまちしています(^^♪


本の紹介『ムーミン谷の彗星』

タイトル:ムーミン谷の彗星』
著者:トーベ・ヤンソン

ムーミンたちと、スナフキンやスノークとの出会いが描かれていて、ムーミン初心者には、はじめに読んでおくといいと思います。危ないなぁ~と思うような場所にも、興味を抑えることができず出かけてしまう冒険好きなムーミンにハラハラすることも。言いたいことを言い合う風変わりな仲間(キャラクター)が沢山出てくるが、誰も不思議に思わない、仲間はずれにもしない。ムーミン谷の仲間たちは最高です。一息つきたい時クールダウンしたい時にどうぞ。
ムーミン全集
『ムーミン谷の彗星』訳:下村隆一
『たのしいムーミン一家』訳:山室 静
『ムーミンパパの思い出』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の夏まつり』訳:下村隆一
『ムーミン谷の冬』訳:山室 静
『ムーミン谷の仲間たち』訳:山室 静
『ムーミンパパ海へいく』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の十一月』訳:鈴木徹郎
『小さなトロールと大きな洪水』訳:冨原眞弓

来館おまちしています(^^♪


本の紹介『13歳からの進路相談』 

タイトル:『13歳からの進路相談』
著者:松下雅征
13歳の目線で進路を考えると、多くが高校進学ではないでしょうか。
たくさんある学校の中から一つだけを選ばなくてはいけない。
ということは、他の選択肢を捨てるということです。
それでは何を基準に選べばいいのか?
そういうことが、マンガと図解でわかりやすく解説されています。
きっとその考え方は高校や大学だけじゃなくて、20代、30代、いやどの年代でも役に立つ考え方ではないかな?と思います。
自分の軸をしっかり持つ、それを早いうちに見つけられたら、きっと長い人生ずーっと使えるような気がします。
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本の紹介『貸し物屋お庸謎解き帖』絵草紙と隠金

タイトル:貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金 シリーズ第6弾
著者:平谷美樹

大工の棟梁の娘だった庸が主人公 ひょんなことから貸し物屋(現代のレンタル屋)の店主に。そこで起こるちょっとした事件を読み解き解決していく 人情味たっぷりのお庸の謎解きが痛快である。口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸っ子娘お庸が大活躍!
いつもはべらんめー口調で男勝りなのに 好きな人の前ではとても恥ずかしがり屋  恋する乙女のギャップがとてもかわいい。読み心地満点。ちょっとした気晴らしに読むにはちょうど良い。文庫本。

貸し物やお庸謎解き帖

来館おまちしています(^^♪


本の紹介『わたしは食べるのが下手』

タイトル:『わたしは食べるのが下手』

著者:天川栄人

2025年中学校課題図書。

会食恐怖症の葵と過食嘔吐を繰り返す咲子。それぞれの悩みを抱える女の子たちが、不器用ながらも前に進んで成長していくお話。

幼稚園の頃、牛乳嫌いの同級生がいた。彼は先生たちから最後まで飲むように強いられていた。   あれから数十年。。。Mくん元気かな。もし過去に戻れてあの時のMくんに会えたら「飲まないでいいよ~だいじょうぶだよ~!」と言ってあげたい。

ご来館おまちしています

 

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本の紹介『生きてるってどういうこと?』

本の紹介
『生きてるってどういうこと?』
ことば:谷川俊太郎
絵:宮内ヨシオ
16ページの詩が好きです。
その人が存在するだけで私は幸せ、そんな詩です。
もう二度と会えなくても、元気で過ごしていてね、ここからあなたのことを想っているよ。
きっとそれは、巡り巡ってその人に伝わるし、巡り巡ってあなたにも戻ってくる。
私もだいぶ大人になったので、ようやくそのような境地にいられるようになりました。
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本の紹介『光る砂漠』

タイトル:矢沢 宰 詩集 光る砂漠
              周郷 博 〈編〉

14歳になった11月3日から1日も欠かさず書き続けた日記。貧しく病に苦しんでいるなか詩を書きはじめます。腎結核を患い21歳と10カ月で若くして亡くなった矢沢宰さん「生きたい」けど生きることがかなわなかった。清らかなこころで一生懸命に生きているのが心を打つ。
気持がふさいだとき取り出して読みたいと自宅の本棚にしまい込んでいた詩集です。
当図書館の蔵書の中にはありませんが、県立図書館など他から取寄せ借りることができます

光る砂漠