タイトル:spring(スプリング)
著者:恩田陸
若い頃、テレビでローザンヌバレエコンクール(若手ダンサーの為の国際的なバレエコンクール)
を観たことがあります。自分と同世代の人達が美しく、堂々と踊っている姿に感動した記憶があります。
この小説はバレエダンサー兼振付師の春(ハル)と彼のバレエ人生に関わった3人のお話。
バレエのバックステージってこういうかんじなんだ~と体験できた気分になりました。
話の中に彼の叔父・稔の立場からみた春が描かれていますが、私も稔さんのような温かく見守る人でありたいと思いました。