本の紹介『テンペスト』春雷

タイトル:テンペスト 春雷
著者:池上永一

琉球王朝を舞台にした歴史ロマン。
物語の主人公は、嵐の吹き荒れる晩に生まれた少女、真鶴。厳しい父の命により、男として生きることを決意し、「孫寧温(そんねいおん)」と名を改め、宦官・孫寧温として首里城へ上がる真鶴の波乱万丈な一生の始まりを描いた作品。とにかく面白い!

首里城正殿が来年令和8年に完成します。
それまでにはぜひ読んでほしい一冊です。

春雷(1巻)・夏雲(2巻)・秋雨(3巻)・冬虹(4巻)

テンペスト

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本の紹介『おかしな?ハロウィン』

タイトル:おかしな?ハロウィン

著者:ザ・キャビンカンパニー

お菓子づくりが得意なおばあさん

今日はハロウィンなので子どもたちのためにとっておきのお菓子を作ります

それはそれは不思議で特別なお菓子;空を飛ぶコウモリクッキー、ジャイアントマシュマロ、メロンソーダプールなどなど^^楽しいお菓子にみんなは大喜びです!が!・・・

あとは読んでのお楽しみ!(とてもカラフルで楽しくてユニークなイラストです♪)

興味のある方はぜひ!

おかしなハロウィン


本の紹介『母の問わず語り』-辻遊廓追想-

母の問わず語り -辻遊廓追想-
著者:真喜志きさ子

語っているのは「乙姫劇団」で男役を演じていた沖縄芝居の俳優上間初枝さん。今帰仁村崎山で生まれました。
タイトルだけ見ると単なる母と娘の物語に見えるが、母は辻の遊郭に売られたジュリであり戦後は沖縄一の女優であった事など包み隠さず書かれていてとても堂々としている。
当時の周りに居たジュリ達のこともありのままに書かれていて、特に沖縄戦32軍の壕の中での語りは歴史書を読んでいるようであった。戦後の貧しい時代自分の母と同じ時代に生きた人、作者は私と同じ世代かしら。

母の問わず語り

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本の紹介『マナティのいた夏』

タイトル:マナティのいた夏

著者:エヴァン・グリフィス

今年の読書感想文課題図書

11歳のピーターは生き物が大好き

大親友のトミーと夏休み中に生き物発見ノートを完成させることをとても楽しみにしている

彼はは認知症のおじいちゃんのことも大好き

おじいちゃんが小さい頃、たくさんのマナティに出会い、特別な時間を過ごしたという話を聞いていた。

そしてある日、彼は偶然、怪我をしたゾーイ(マナティ)に出会った。ゾーイを助けるために彼はある行動をする。

ピーターの生き物に対する深い愛と勇敢な気持ちに感動しました。

海洋博のマナティに会いたくなってきました。

 

マナティがいた夏


10月の図書館だよりアップします

近くの木の上でジーワジーワと泣いているセミの声が聞こえてきます。
沖縄の夏の終わりを告げる、クロイワツクツクの声のようです。
12月になっても沖縄ではセミが鳴いている! と観光客は驚くそうですよ。

図書館だより

 

図書館だより裏
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本の紹介『シリアの秘密の図書館』

タイトル:『シリアの秘密の図書館』
作:ワファー・タルノーフスカ 絵:ヴァリ・ミンツィ 訳:原田勝 くもん出版

IPPY Book Awards児童書部門2022年金賞受賞作。
内戦下のシリアに実在した、奇跡の地下図書館から着想を得たものがたり。

戦時下、町の子どもたちは、がれきの中から本を見つけ出し、地下へ運び込み秘密の図書館を作ります。
大人も巻き込んで、ついには1万冊を超える本が集まります。
外の世界は暗く、戦争はいつ終わるかわからない。そんな中でも、本を読んでいれば夢中になれる。子どもたちが作った図書館は町の人たちを勇気づけます。
本を愛する子どもたち、町の人たちに、本がこたえる。希望を与える続ける図書館。
あなたにとっての図書館とは、どんな図書館ですか。

シリアの秘密の図書館

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本の紹介『ムーミン谷の彗星』

タイトル:ムーミン谷の彗星』
著者:トーベ・ヤンソン

ムーミンたちと、スナフキンやスノークとの出会いが描かれていて、ムーミン初心者には、はじめに読んでおくといいと思います。危ないなぁ~と思うような場所にも、興味を抑えることができず出かけてしまう冒険好きなムーミンにハラハラすることも。言いたいことを言い合う風変わりな仲間(キャラクター)が沢山出てくるが、誰も不思議に思わない、仲間はずれにもしない。ムーミン谷の仲間たちは最高です。一息つきたい時クールダウンしたい時にどうぞ。
ムーミン全集
『ムーミン谷の彗星』訳:下村隆一
『たのしいムーミン一家』訳:山室 静
『ムーミンパパの思い出』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の夏まつり』訳:下村隆一
『ムーミン谷の冬』訳:山室 静
『ムーミン谷の仲間たち』訳:山室 静
『ムーミンパパ海へいく』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の十一月』訳:鈴木徹郎
『小さなトロールと大きな洪水』訳:冨原眞弓

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本の紹介『スラムに水は流れない』

タイトル:スラムに水は流れない
著者:ヴァルジャ・バジャージ、村上利佳・訳
2025年小学校高学年向け課題図書

インドの大都会ムンバイのスラムに住む少女ミンニ。
毎日水を手に入れるために長い列に並んだり、貧しいながらも家族仲良く暮らしていた。ある日、兄のサンジャイが事件に巻き込まれ、母も体調悪化で働けなくなり離れ離れで暮らすことに。家族に会えない寂しさを抱えながらも周りに支えられながら一生懸命仕事と勉強に励むミンニ。
文中でミンニの母ロヒニが職を失った時に言った言葉
「なんとかするわ。あまり心配しすぎないようにしましょう。ドアがひとつ閉じても、別のドアがあくって信じてるの。」
私もミンニと一緒にもうちょっと踏ん張ろうかなと思いました
興味のある方はぜひ!
スラムに水は流れない
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