本の紹介『ムーミン谷の彗星』

タイトル:ムーミン谷の彗星』
著者:トーベ・ヤンソン

ムーミンたちと、スナフキンやスノークとの出会いが描かれていて、ムーミン初心者には、はじめに読んでおくといいと思います。危ないなぁ~と思うような場所にも、興味を抑えることができず出かけてしまう冒険好きなムーミンにハラハラすることも。言いたいことを言い合う風変わりな仲間(キャラクター)が沢山出てくるが、誰も不思議に思わない、仲間はずれにもしない。ムーミン谷の仲間たちは最高です。一息つきたい時クールダウンしたい時にどうぞ。
ムーミン全集
『ムーミン谷の彗星』訳:下村隆一
『たのしいムーミン一家』訳:山室 静
『ムーミンパパの思い出』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の夏まつり』訳:下村隆一
『ムーミン谷の冬』訳:山室 静
『ムーミン谷の仲間たち』訳:山室 静
『ムーミンパパ海へいく』訳:小野寺百合子
『ムーミン谷の十一月』訳:鈴木徹郎
『小さなトロールと大きな洪水』訳:冨原眞弓

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本の紹介『スラムに水は流れない』

タイトル:スラムに水は流れない
著者:ヴァルジャ・バジャージ、村上利佳・訳
2025年小学校高学年向け課題図書

インドの大都会ムンバイのスラムに住む少女ミンニ。
毎日水を手に入れるために長い列に並んだり、貧しいながらも家族仲良く暮らしていた。ある日、兄のサンジャイが事件に巻き込まれ、母も体調悪化で働けなくなり離れ離れで暮らすことに。家族に会えない寂しさを抱えながらも周りに支えられながら一生懸命仕事と勉強に励むミンニ。
文中でミンニの母ロヒニが職を失った時に言った言葉
「なんとかするわ。あまり心配しすぎないようにしましょう。ドアがひとつ閉じても、別のドアがあくって信じてるの。」
私もミンニと一緒にもうちょっと踏ん張ろうかなと思いました
興味のある方はぜひ!
スラムに水は流れない
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本の紹介『13歳からの進路相談』 

タイトル:『13歳からの進路相談』
著者:松下雅征
13歳の目線で進路を考えると、多くが高校進学ではないでしょうか。
たくさんある学校の中から一つだけを選ばなくてはいけない。
ということは、他の選択肢を捨てるということです。
それでは何を基準に選べばいいのか?
そういうことが、マンガと図解でわかりやすく解説されています。
きっとその考え方は高校や大学だけじゃなくて、20代、30代、いやどの年代でも役に立つ考え方ではないかな?と思います。
自分の軸をしっかり持つ、それを早いうちに見つけられたら、きっと長い人生ずーっと使えるような気がします。
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本の紹介『貸し物屋お庸謎解き帖』絵草紙と隠金

タイトル:貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金 シリーズ第6弾
著者:平谷美樹

大工の棟梁の娘だった庸が主人公 ひょんなことから貸し物屋(現代のレンタル屋)の店主に。そこで起こるちょっとした事件を読み解き解決していく 人情味たっぷりのお庸の謎解きが痛快である。口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸っ子娘お庸が大活躍!
いつもはべらんめー口調で男勝りなのに 好きな人の前ではとても恥ずかしがり屋  恋する乙女のギャップがとてもかわいい。読み心地満点。ちょっとした気晴らしに読むにはちょうど良い。文庫本。

貸し物やお庸謎解き帖

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本の紹介『わたしは食べるのが下手』

タイトル:『わたしは食べるのが下手』

著者:天川栄人

2025年中学校課題図書。

会食恐怖症の葵と過食嘔吐を繰り返す咲子。それぞれの悩みを抱える女の子たちが、不器用ながらも前に進んで成長していくお話。

幼稚園の頃、牛乳嫌いの同級生がいた。彼は先生たちから最後まで飲むように強いられていた。   あれから数十年。。。Mくん元気かな。もし過去に戻れてあの時のMくんに会えたら「飲まないでいいよ~だいじょうぶだよ~!」と言ってあげたい。

ご来館おまちしています

 

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本の紹介『生きてるってどういうこと?』

本の紹介
『生きてるってどういうこと?』
ことば:谷川俊太郎
絵:宮内ヨシオ
16ページの詩が好きです。
その人が存在するだけで私は幸せ、そんな詩です。
もう二度と会えなくても、元気で過ごしていてね、ここからあなたのことを想っているよ。
きっとそれは、巡り巡ってその人に伝わるし、巡り巡ってあなたにも戻ってくる。
私もだいぶ大人になったので、ようやくそのような境地にいられるようになりました。
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本の紹介『光る砂漠』

タイトル:矢沢 宰 詩集 光る砂漠
              周郷 博 〈編〉

14歳になった11月3日から1日も欠かさず書き続けた日記。貧しく病に苦しんでいるなか詩を書きはじめます。腎結核を患い21歳と10カ月で若くして亡くなった矢沢宰さん「生きたい」けど生きることがかなわなかった。清らかなこころで一生懸命に生きているのが心を打つ。
気持がふさいだとき取り出して読みたいと自宅の本棚にしまい込んでいた詩集です。
当図書館の蔵書の中にはありませんが、県立図書館など他から取寄せ借りることができます

光る砂漠