本の紹介『室生犀星詩集』

『室生犀星詩集』 室生犀星著

 

小学生か中学生時代に国語の教科書で出会いました。

その頃から彼の作品「小景異情 その二」が大好きです。

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」から始まるその詩を読むと、東京で一人暮らしをしていた頃を思い出します。

帰りたいけど帰れない・・・仕事や人間関係がつらくてくじけそうなときも、この詩を胸にがんばっていました。

そんな決意はどこへやら、結局は8年間でまんまと帰ってきてしまいましたが(笑)

今は、ここでずっと暮らしていくのだろうなと思ってはいますが、同時に心の奥に大事に隠し持っている私がいます。

「遠きみやこにかへらばや・・・」

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本の紹介『職場で、家で、学校で働くあなたの疲れをほぐすすごいストレッチ』

【本の紹介】
タイトル:職場で、家で、学校で働くあなたの疲れをほぐすすごいストレッチ
著者:崎田ミナ
楽しいイラストと分かりやすい解説付きのストレッチ本です
仕事中に座りながらすぐに実践できるストレッチも多く、
読みながら痛気持ちよかったです(笑)
疲れていて時間のない方におすすめです!
ご来館おまちしています
すごいストレッチ

本の紹介『禁忌の子』

タイトル:『禁忌の子』
著者:山口未桜

2025年本屋大賞にノミネート。
惜しくも大賞は取れませんでしたが、私の中では今回のイチオシでした。
本を手に取るときタイトルと表紙が最初に目に入りますが
なかなか手にとることができませんでした。
禁忌(きんき)ってどういう意味? からのスタートでした。

先に読んだ方に”とっても良かったよ”の声をきいて手に取り読み始めたました (^_^;)
救急医・武田の元に搬送されてきた自分そっくり瓜二つの身元不明の溺死体。
なぜ? どうして? 自分のルーツを追って物語は進んでいきます。
あっという間に引き込まれました。
おススメのミステリー小説です。

禁忌の子

来館おまちしています🎏


本の紹介『いつまでも白い羽根』

【本の紹介】

タイトル:いつまでも白い羽根

著者:藤岡陽子

主人公の瑠美が大学受験に失敗し、仕方なく看護学校へ進学し

卒業するまでの学生生活の話です。

彼女の賢く冷静で人と群れない、人にこびない性格がとてもかっこよく

憧れました。学校での授業や実習のことも描かれてあり、そういえば昔、

看護師になりたいと思ったことがあったのを思い出しました。

興味あればぜひ!

ご来館おまちしています

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本の紹介 絵本『ぱっくんおおかみとおばけたち』

タイトル:ぱっくんおおかみとおばけたち

作者:木村泰子

30年以上前 子どもにせがまれて 枕もとでよく読んであげた絵本です。
おおかみもおばけも怖いけれど 絵本に出てくるおおかみはこわがりで驚くと顎がはずれ?大きな口で相手を威嚇します。途中の「ぺか~ん」のところでいつも声をあげて笑っていました。人間を怖がらせようと ”いったんもめん””ひとつめこぞう”などおばけたちが集まって古い社で相談。おばけの種類も沢山覚えました。できあがった大きな影の布を持って人里に向かったおばけたち、はじめて村さとに灯ったオレンジ色の明るい光に おばけたちは あ〜あ〜ぁ・・・。なんとも切ない可哀そうなおばけたちでした。

ぱっくんおおかみとおばけたち

来館おまちしています (^^♪


本の紹介『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない~自分の言葉でつくるオタク文章術~』

【本の紹介】
タイトル:推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない~自分の言葉でつくるオタク文章術~
著者:三宅香帆
 タイトルだけだと「アイドルへの愛を語るための本」というイメージですが、
文章を書きたい人にはぜひ読んで欲しいです。
「推し」は人だけじゃなく、モノでもいいし、本でもいいし、映画でもOK。
好きなモノで誰かにオススメしたいのはすべて「推し」なのです。
自分の「好き」を言語化するうえで一番重要なことは、「他人の感想を見ない」ということ。
「なるほど!」と思いました。
自分の言葉を絞り出してからじゃないと、他人の影響を受けてしまうかもしれませんよね。
特に今の時代、SNSから簡単に他人の意見が流れてきますし、中には強い言葉も多いです。
自分の思いを言語化する際に「これは本当に自分の言葉?誰かの言葉じゃない?」と考えてみることも必要かもしれません。
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本の紹介『大人の片づけ』

タイトル:『大人の片づけ』
著者:一田憲子
著者は雑誌や単行本など暮らしをテーマに
執筆しているフリーライターさん
わたしが印象に残ったのはこの2つ。
・「片づけは、時間・気力・スペースのかけ算」
なるほどー!最近気力が落ちてきているし、時間はかけずに早く済ませたい…ということは、スペースがあればいい!…でも収納場所がない…ということで物を厳選し、どこに収納しようかと考えよう。
・「見た目のごちゃつきが、我慢できなくなったら片づける」
なるほどー!まずはテーブルの上や家具の上など、見えるところだけきれいにしようとすると、ついでに「見えないところ」もキレイにしようと思ってくる。うん、できそうだ!
皆さんはお片付け好きですか?
何かいいアイディアあったら教えてくださいませ^^
ご来館おまちしています
ブック

本の紹介『結局できずじまい』

【本の紹介】
タイトル:『結局できずじまい』
著者:ヨシタケシンスケ

ヨシタケさんにはできないことがいっぱいあるみたいです。
私にもきっとできないことがいっぱいあるのですが・・・
ちょっと考えたくないから数えていないだけ。
「できない」ってことが嫌なのです、なんかダメ人間な気がして。
でも世の中に完璧な人っているのかしら?
私は完璧な人になりたいのかしら?
そう考えると、完璧な人ってあんまり可愛くない感じがするので、
私は「できない」ことがあってもいいかなって思いました。
P.S.
私、絵が描けるようになりたいって夢があります。
でも今世は無理そうなので、来世に期待しています。
だけど、ヨシタケさんみたいな絵は描けそう・・・
って思ったりするけど、やっぱり描けないのです。
こんな素敵な味のあるイラストはやっぱりヨシタケさんだからこそ!なんですね、きっと。
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本の紹介『チンギス紀』

タイトル:『チンギス紀』 火眼 1巻
著者:北方謙三 著

利用者のリクエストで購入となった本です。
ユーラシア大陸に拡がる大帝国の礎を築いた英雄チンギス・カンの激動の生涯が描かれています。モンゴルの大草原をイメージしながら読み進めました。
登場人物たちの馴染みのないカタカナの名前を覚えるのに少し苦労するが、
スピード感と力強さが伝わってきてぐいぐい引き込まれていきます。
次の巻が待ち遠しくなります。 全17巻

チンギス紀 チンギス紀ALL

来館おまちしています!


本の紹介『おれにはドーナツみたいな穴があいている』

【本の紹介】

タイトル:おれにはドーナツみたいな穴があいている

著者:斎藤真行

ドーナツには穴が開いている。

そんなふうに、自分の胸にも穴が開いていると感じるときがある。

そんなときはどうすればいい?

泣けばいい?

楽しいことをすればいい?

一瞬、穴がふさがったと思っても、またいつからか風がヒューっと通り過ぎる。

人生はその繰り返しなのかもしれないね。

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