
本の紹介『ライオンのおやつ』


タイトル:『10秒押すだけ!痛みを治す最強の整体』
著者:迫田和也
慢性的に痛いところはありませんか?
もしそれが「凝り」なら、ストレッチで緩めてあげるのがいちばんなんだそう。
病院や整体院をはしごしてもなかなかよくならなかったため、自分でいろいろやってみようとこの本を手に取りました。
毎日寝る前にストレッチとマッサージ。
根気強くやっていると、身体は応えてくれるんですよね。
セルフケアは、続けてこそ効果が出ます。
日中にエアコンで冷えた体をあたためるにも、ゆるゆるストレッチが気持ちいいなあと感じる毎日です。

タイトル:センス・オブ・ワンダー
著者:レイチェル・カーソン (訳)上遠恵子
はるか遠~い記憶がよみがえってきました。学校の帰りに木の実とって食べたり草の茎をかじったりもちろん体に害を及ぼさないことをわかってのことです。可愛い花を見つけてはつんでいました。今は歩いて登下校している子は少なく家族が送迎するのが日常になっている。自然がいっぱいのわが村 車を降りてゆっくり散策をしたくなりました。願わくば小さい子の手を引いて(^^♪
もし自分に妖精と話せる力があるならば、世界中のすべての子どもに、生涯消えることのない
「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」授けてと頼みたい。(本の中より抜粋)

来館お待ちしています(^^♪
タイトル:spring(スプリング)
著者:恩田陸
若い頃、テレビでローザンヌバレエコンクール(若手ダンサーの為の国際的なバレエコンクール)
を観たことがあります。自分と同世代の人達が美しく、堂々と踊っている姿に感動した記憶があります。
この小説はバレエダンサー兼振付師の春(ハル)と彼のバレエ人生に関わった3人のお話。
バレエのバックステージってこういうかんじなんだ~と体験できた気分になりました。
話の中に彼の叔父・稔の立場からみた春が描かれていますが、私も稔さんのような温かく見守る人でありたいと思いました。

タイトル:デジタル・ミニマリスト
著者:カル・ニューポート
2年前、SNS漬けになりスマホが片時も離せなかった時期がありました。
通知が鳴るたびにスマホを見て、家事をする間も惜しむくらいにどハマり。
現在はそういう状態からは抜け出したものの、それでもスマホ中毒という部類には入るのだろうなと気になっていました。
・スマホにコントロールされるのではなく、自分がコントロールするという意識を持つこと
・目的をもって使うこと
・目的を達成するために、デジタルは後押ししてくれるかどうか?をまず考えること
上記3点を意識すると、私はただただ時間を溶かしているだけだとわかり、スマホに触らない時間をつくるチャレンジをしてみました。
アプリをホーム画面から消したり、通知が鳴らないようにしたり。
おかげでスマホの充電がなかなか減らなくなり、これまでどれだけ使っていたのかが判明しました。
そうやって作り出した時間で、本当にやりたいことに取り組むことができるようになったので、身をもってこの本をおススメしたいです!

タイトル:『赤と青のガウン』 オックスフォード留学記
著者:彬子女王
とても分かりやすく読みやすいです。
上皇様の従兄弟の子。恵まれた環境の中で留学生活を送っていたのだと思っていたが、そうではなく博士号を取得するための5年間の厳しい状況の中で奮闘している様子が書かれています。著者名に彬子女王としている意味も終わりの方で分かりました。皇室の裏話がユーモアをまじえながら書かれているところも親しみが湧きます。
重たい本を読んだあと気持ちを切りかえたいときにすすめたいエッセイです。

タイトル:やっぱり、それでいい
著者:水島広子・細川貂々
人の話を聴く時に、話を聴きながら雑音が(こんなアドバイスしてあげよう、とか今日の夕飯なににしようとかetc)入ってくる
その雑音をちょっと横に置いといて,とにかく目の前の話している相手に集中
そうすると聴いている方も話している方も自然体でいられて楽なのだそうです
しあわせなコミュニケーション法ですね!
次回お友達と話すときに試してみたいなと思いました
漫画入りで分かりやすかったです
是非!

『室生犀星詩集』 室生犀星著
小学生か中学生時代に国語の教科書で出会いました。
その頃から彼の作品「小景異情 その二」が大好きです。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」から始まるその詩を読むと、東京で一人暮らしをしていた頃を思い出します。
帰りたいけど帰れない・・・仕事や人間関係がつらくてくじけそうなときも、この詩を胸にがんばっていました。
そんな決意はどこへやら、結局は8年間でまんまと帰ってきてしまいましたが(笑)
今は、ここでずっと暮らしていくのだろうなと思ってはいますが、同時に心の奥に大事に隠し持っている私がいます。
「遠きみやこにかへらばや・・・」


タイトル:『禁忌の子』
著者:山口未桜
2025年本屋大賞にノミネート。
惜しくも大賞は取れませんでしたが、私の中では今回のイチオシでした。
本を手に取るときタイトルと表紙が最初に目に入りますが
なかなか手にとることができませんでした。
禁忌(きんき)ってどういう意味? からのスタートでした。
先に読んだ方に”とっても良かったよ”の声をきいて手に取り読み始めたました (^_^;)
救急医・武田の元に搬送されてきた自分そっくり瓜二つの身元不明の溺死体。
なぜ? どうして? 自分のルーツを追って物語は進んでいきます。
あっという間に引き込まれました。
おススメのミステリー小説です。

来館おまちしています🎏