本の紹介

タイトル:透明な夜の香り
著者:千早茜(ちはやあかね)
ある洋館の家事手伝いをすることになった一香(いちか)と
そこに住む天才調香師朔(さく)と2人を取り巻く人たちの物語。
香りの描写がきれいな文章で綴られていて、そこに出てくる植物や
食べ物の香りや味までも感じながら読めました。
香りといえば小学生の頃、校長先生が毎朝教室に来て一人一人に「朝の握手」をしてくれて
その後の自分の手の匂いを嗅ぐのが楽しみでした。いい香り(整髪料の香り)がしました。
香りの記憶はすごいですね。

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