本の紹介 絵本『ぱっくんおおかみとおばけたち』

タイトル:ぱっくんおおかみとおばけたち

作者:木村泰子

30年以上前 子どもにせがまれて 枕もとでよく読んであげた絵本です。
おおかみもおばけも怖いけれど 絵本に出てくるおおかみはこわがりで驚くと顎がはずれ?大きな口で相手を威嚇します。途中の「ぺか~ん」のところでいつも声をあげて笑っていました。人間を怖がらせようと ”いったんもめん””ひとつめこぞう”などおばけたちが集まって古い社で相談。おばけの種類も沢山覚えました。できあがった大きな影の布を持って人里に向かったおばけたち、はじめて村さとに灯ったオレンジ色の明るい光に おばけたちは あ〜あ〜ぁ・・・。なんとも切ない可哀そうなおばけたちでした。

ぱっくんおおかみとおばけたち

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本の紹介『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない~自分の言葉でつくるオタク文章術~』

【本の紹介】
タイトル:推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない~自分の言葉でつくるオタク文章術~
著者:三宅香帆
 タイトルだけだと「アイドルへの愛を語るための本」というイメージですが、
文章を書きたい人にはぜひ読んで欲しいです。
「推し」は人だけじゃなく、モノでもいいし、本でもいいし、映画でもOK。
好きなモノで誰かにオススメしたいのはすべて「推し」なのです。
自分の「好き」を言語化するうえで一番重要なことは、「他人の感想を見ない」ということ。
「なるほど!」と思いました。
自分の言葉を絞り出してからじゃないと、他人の影響を受けてしまうかもしれませんよね。
特に今の時代、SNSから簡単に他人の意見が流れてきますし、中には強い言葉も多いです。
自分の思いを言語化する際に「これは本当に自分の言葉?誰かの言葉じゃない?」と考えてみることも必要かもしれません。
0402画像_推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

本の紹介『大人の片づけ』

タイトル:『大人の片づけ』
著者:一田憲子
著者は雑誌や単行本など暮らしをテーマに
執筆しているフリーライターさん
わたしが印象に残ったのはこの2つ。
・「片づけは、時間・気力・スペースのかけ算」
なるほどー!最近気力が落ちてきているし、時間はかけずに早く済ませたい…ということは、スペースがあればいい!…でも収納場所がない…ということで物を厳選し、どこに収納しようかと考えよう。
・「見た目のごちゃつきが、我慢できなくなったら片づける」
なるほどー!まずはテーブルの上や家具の上など、見えるところだけきれいにしようとすると、ついでに「見えないところ」もキレイにしようと思ってくる。うん、できそうだ!
皆さんはお片付け好きですか?
何かいいアイディアあったら教えてくださいませ^^
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ブック

本の紹介『結局できずじまい』

【本の紹介】
タイトル:『結局できずじまい』
著者:ヨシタケシンスケ

ヨシタケさんにはできないことがいっぱいあるみたいです。
私にもきっとできないことがいっぱいあるのですが・・・
ちょっと考えたくないから数えていないだけ。
「できない」ってことが嫌なのです、なんかダメ人間な気がして。
でも世の中に完璧な人っているのかしら?
私は完璧な人になりたいのかしら?
そう考えると、完璧な人ってあんまり可愛くない感じがするので、
私は「できない」ことがあってもいいかなって思いました。
P.S.
私、絵が描けるようになりたいって夢があります。
でも今世は無理そうなので、来世に期待しています。
だけど、ヨシタケさんみたいな絵は描けそう・・・
って思ったりするけど、やっぱり描けないのです。
こんな素敵な味のあるイラストはやっぱりヨシタケさんだからこそ!なんですね、きっと。
0312写真_結局できずじまい

本の紹介『チンギス紀』

タイトル:『チンギス紀』 火眼 1巻
著者:北方謙三 著

利用者のリクエストで購入となった本です。
ユーラシア大陸に拡がる大帝国の礎を築いた英雄チンギス・カンの激動の生涯が描かれています。モンゴルの大草原をイメージしながら読み進めました。
登場人物たちの馴染みのないカタカナの名前を覚えるのに少し苦労するが、
スピード感と力強さが伝わってきてぐいぐい引き込まれていきます。
次の巻が待ち遠しくなります。 全17巻

チンギス紀 チンギス紀ALL

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本の紹介『おれにはドーナツみたいな穴があいている』

【本の紹介】

タイトル:おれにはドーナツみたいな穴があいている

著者:斎藤真行

ドーナツには穴が開いている。

そんなふうに、自分の胸にも穴が開いていると感じるときがある。

そんなときはどうすればいい?

泣けばいい?

楽しいことをすればいい?

一瞬、穴がふさがったと思っても、またいつからか風がヒューっと通り過ぎる。

人生はその繰り返しなのかもしれないね。

0219画像_おれにはドーナツみたいな穴があいている


本の紹介『法医昆虫学捜査官』

タイトル:147ヘルツの警鐘: 法医昆虫学捜査官
著者:川瀬 七緒

147はハエの羽音の周波数、自分はハチですよ!とハチの周波数150に寄せて進化したらしい。
焼死体で発見された被害者の腹腔から大量のハエの幼虫が発見される。中には生きた状態で。これは大変最後まで読めるのかな… と読み始めるも昆虫の世界はすごい。小さなハエの幼虫から謎の焼死事件を解決する過程が面白く一気読み。全く予想もつかない流れで事件が解決していく法医昆虫学の面白さが伝わってきます。主人公の法医昆虫学捜査官赤堀先生の破天荒で可愛らしいキャラも面白い。シリーズ(7巻)で岩楯刑事との距離が少しずつ近くなっていく?
絶賛おススメ中です(^_^;)

昆虫を見る目が変わってきました。
当図書館の蔵書の中にはありませんが、県立図書館など他から取寄せ借りることができます。

法医昆虫学捜査官

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本の紹介

【本の紹介】
タイトル:発達障害サバイバルガイド
著者:借金玉
幼少期から生きづらさを感じ、大学在学中に
発達障害(ADHD)と診断された借金玉さん
どうやったら世間の(あたりまえ)ができるのか
ご自身が試行錯誤して得たアイディアをわかりやすく
教えてくれる本です
わたしの家族の〇君(広汎性発達障害)の何か役に立つのでは?
と思い読んでみると彼ではなく、私自身の役に立つ本でした
この本は即実践できるアイディアがちりばめられています
例えばお片付けについて、
・中が見える透明又は網目状の箱を準備して部屋の中で
定位置が決まっていないモノは全部一つの箱ぶっこむ(箱は最大3個まで)とか、
・「決断疲れ(夕食のメニューなど)」には週1カレーと決めておく等々
挿絵のかわいい!?クマさんも気に入りました
生きづらさを感じている、ちょっと疲れている方に読んでいただきたい一冊です
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雑誌の紹介

タイトル:おきなわいちば Vol.81

光文堂コミュニケーションズ発刊

2023年6月に発刊された雑誌ですが、今帰仁村に移住されたてしがわらさんご夫婦の暮らしが載っています。

書店のない村で小さな本屋を営んでいるのですが、月に1回しかオープンしないのです。

なかなかタイミングが合わずお伺いできていなかったのですが、昨年の12月にようやく行くことができました。

普通の書店には並ばないようなチョイスの本がいっぱいあって、その中に私の好きな作家さんの本も並んでいて、密かに「店主さんと相性がいいかもしれない」って喜びました。

家から歩いて行ける場所にこんな素敵なお気に入りのお店があるのがすごく嬉しいです。

私もこんな本屋さんになりたいなぁ・・・って思ってしまいました。

20250129おきなわいちば


児童書から本の紹介

タイトル: 『図書館がくれた宝物』
著者: ケイト・アルバス 訳 櫛田理絵  2024年 課題図書

タイトルにひかれ児童書の棚から手に取りました。
第二次世界大戦中、12歳のウィリアム、11歳のエドマンド、9歳のアンナ3人兄妹の親がわりだったおばぁさんが亡くなります。両親が残した遺産には未成年のため後見人になる人がいないと手を付けることができません。疎開先で後見人がみつかるかもしれない…。幼い兄妹3人は空襲の恐れのあるロンドンを離れ、集団学童疎開に参加することにします。
辛い厳しい疎開生活の中で本の大好きな3人の居場所となったのが、村の図書館です。司書のミュラーさんのやさしさに救われつつ一生懸命に生きる本の好きな3人兄妹の心あたたまる物語。
幸せになってほしいと願いながら読みました。

図書館がくれた宝物
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