タイトル:『赤と青のガウン』 オックスフォード留学記
著者:彬子女王
とても分かりやすく読みやすいです。
上皇様の従兄弟の子。恵まれた環境の中で留学生活を送っていたのだと思っていたが、そうではなく博士号を取得するための5年間の厳しい状況の中で奮闘している様子が書かれています。著者名に彬子女王としている意味も終わりの方で分かりました。皇室の裏話がユーモアをまじえながら書かれているところも親しみが湧きます。
重たい本を読んだあと気持ちを切りかえたいときにすすめたいのエッセイです。
タイトル:『赤と青のガウン』 オックスフォード留学記
著者:彬子女王
とても分かりやすく読みやすいです。
上皇様の従兄弟の子。恵まれた環境の中で留学生活を送っていたのだと思っていたが、そうではなく博士号を取得するための5年間の厳しい状況の中で奮闘している様子が書かれています。著者名に彬子女王としている意味も終わりの方で分かりました。皇室の裏話がユーモアをまじえながら書かれているところも親しみが湧きます。
重たい本を読んだあと気持ちを切りかえたいときにすすめたいのエッセイです。
タイトル:やっぱり、それでいい
著者:水島広子・細川貂々
人の話を聴く時に、話を聴きながら雑音が(こんなアドバイスしてあげよう、とか今日の夕飯なににしようとかetc)入ってくる
その雑音をちょっと横に置いといて,とにかく目の前の話している相手に集中
そうすると聴いている方も話している方も自然体でいられて楽なのだそうです
しあわせなコミュニケーション法ですね!
次回お友達と話すときに試してみたいなと思いました
漫画入りで分かりやすかったです
是非!
『室生犀星詩集』 室生犀星著
小学生か中学生時代に国語の教科書で出会いました。
その頃から彼の作品「小景異情 その二」が大好きです。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」から始まるその詩を読むと、東京で一人暮らしをしていた頃を思い出します。
帰りたいけど帰れない・・・仕事や人間関係がつらくてくじけそうなときも、この詩を胸にがんばっていました。
そんな決意はどこへやら、結局は8年間でまんまと帰ってきてしまいましたが(笑)
今は、ここでずっと暮らしていくのだろうなと思ってはいますが、同時に心の奥に大事に隠し持っている私がいます。
「遠きみやこにかへらばや・・・」
外はしっとりした風が吹いていて
ときどき 近くの木々から風の音が聞こえてきます。
雨降るのかしら?
今年のゴールデンウイークは図書館も珍しく連休となります。
5月3日(土)~6日(火)まで休館となります。
ご来館お待ちしています(^^♪
タイトル:『禁忌の子』
著者:山口未桜
2025年本屋大賞にノミネート。
惜しくも大賞は取れませんでしたが、私の中では今回のイチオシでした。
本を手に取るときタイトルと表紙が最初に目に入りますが
なかなか手にとることができませんでした。
禁忌(きんき)ってどういう意味? からのスタートでした。
先に読んだ方に”とっても良かったよ”の声をきいて手に取り読み始めたました (^_^;)
救急医・武田の元に搬送されてきた自分そっくり瓜二つの身元不明の溺死体。
なぜ? どうして? 自分のルーツを追って物語は進んでいきます。
あっという間に引き込まれました。
おススメのミステリー小説です。
来館おまちしています🎏
『2025.3.26沖縄タイムス・唐獅子「図書館はインフラなのだ」』 狩俣日姫著
インフラとは、社会や経済活動の基盤となる施設や設備の総称です。
いわゆる生活基盤のことで、水道・ガス・道路など日常に絶対に欠かせないものを指します。
狩俣さんは、図書館も日常生活に必須だと書いていて、これを読んだ私は「わかってくださっている!」と感激しました。
図書館は「娯楽施設」じゃないのですよ。
図書館は「誰でも無料で知識や情報を得ることができる開かれた場所」なのです。
ときには、いろいろなものからの「避難場所」にもなります。
大げさかもしれないけれど、「命に寄り添っている場所」だと私は考えています。
最近は本も高くなってきていますね。
自分で本を買うことができなくても、図書館にいけばたくさんの本があります。
特に小さい子を持つ親御さんには、ぜひ図書館を利用して欲しいです。
ご自宅にも本があると思います。
保育園や学校にも本はありますが、公共図書館を利用すれば無限とまではいきませんが、もっともっとたくさんの本にであうことができます。
もし、隣町の図書館を活用できるのであれば、さらに世界は広がります。
そうすれば、子ども達の可能性も無限大になっていきますよね。
そういう意味では公共図書館も教育に絶対的に必要な場です。
ぜひ活用し倒していただければと思います。
※著作権の関係上、新聞記事を掲載することができません。ご来館時にお読みくださいね。
【本の紹介】
タイトル:いつまでも白い羽根
著者:藤岡陽子
主人公の瑠美が大学受験に失敗し、仕方なく看護学校へ進学し
卒業するまでの学生生活の話です。
彼女の賢く冷静で人と群れない、人にこびない性格がとてもかっこよく
憧れました。学校での授業や実習のことも描かれてあり、そういえば昔、
看護師になりたいと思ったことがあったのを思い出しました。
興味あればぜひ!
ご来館おまちしています