本の紹介 『リーチ先生』

タイトル:リーチ先生

著者:原田マハ

バーナード・リーチは実在するアーチスト。1909年(明治42年)にイギリスから来日しました。この作品は、彼と出会った亀之助と息子、高市の視点から視るリーチ先生のお話。

日本の陶芸と出会い、文化や言葉が違う国で、陶芸への愛情を注ぎこみ、1つのものに集中して時間をかけて作り上げていくアーチストって素敵だなぁ~と同時にうらやましくも感じました。

興味のある方はぜひ!

ご来館お待ちしています。

リーチ先生


本の紹介『黒い蜻蛉』

タイトル:黒い蜻蛉 小説 小泉八雲
著者:ジーン・パスリー 小宮 由(翻訳)

小泉八雲=ラフカディオ・ハーン 明治のころ1890年に横浜港に降り立ちます。
日本人以上に古き良き日本や優しい心を持つ日本が大好きになりますが、その良さを遠くに追いやっていく文明開化に向かっていく日本人を日本を嘆いている。西洋の文化が入り込んでくる時代に日本で暮らし、外国の人にはわかりづらかった当時の日本のことを世界に伝えていってくれた人だということがわかりました。
小説ですが概ね史実に基づいて書かれています。あとがきに強調して書いている個所や事実と異なる部分も明記されている。

黒い蜻蛉
来館お待ちしています(^^♪


本の紹介『ライオンのおやつ』

【本の紹介】
タイトル:ライオンのおやつ
著者:小川糸
余命宣告された主人公,雫が瀬戸内のホスピスで最後の日々を過ごすお話。私も残りの人生一日一日を大切に、こころ穏やかに過ごせたらいいなぁと思いました。
話の中に登場する犬の六花(ロッカ)。やっぱり動物はいいな。数年前に旅立っていった愛犬に会いたくなりました。
そして最期のおやつは田芋チーズケーキ食べたいなぁ~。
ご来館おまちしています。
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本の紹介『10秒押すだけ!痛みを治す最強の整体』

タイトル:『10秒押すだけ!痛みを治す最強の整体』 

著者:迫田和也

慢性的に痛いところはありませんか?
もしそれが「凝り」なら、ストレッチで緩めてあげるのがいちばんなんだそう。
病院や整体院をはしごしてもなかなかよくならなかったため、自分でいろいろやってみようとこの本を手に取りました。

毎日寝る前にストレッチとマッサージ。

根気強くやっていると、身体は応えてくれるんですよね。

セルフケアは、続けてこそ効果が出ます。

日中にエアコンで冷えた体をあたためるにも、ゆるゆるストレッチが気持ちいいなあと感じる毎日です。

 

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本の紹介『spring』

タイトル:spring(スプリング)

著者:恩田陸

若い頃、テレビでローザンヌバレエコンクール(若手ダンサーの為の国際的なバレエコンクール)

を観たことがあります。自分と同世代の人達が美しく、堂々と踊っている姿に感動した記憶があります。

この小説はバレエダンサー兼振付師の春(ハル)と彼のバレエ人生に関わった3人のお話。

バレエのバックステージってこういうかんじなんだ~と体験できた気分になりました。

話の中に彼の叔父・稔の立場からみた春が描かれていますが、私も稔さんのような温かく見守る人でありたいと思いました。

スプリング編集後


本の紹介『デジタルミニマリスト』

タイトル:デジタル・ミニマリスト

著者:カル・ニューポート

2年前、SNS漬けになりスマホが片時も離せなかった時期がありました。

通知が鳴るたびにスマホを見て、家事をする間も惜しむくらいにどハマり。

現在はそういう状態からは抜け出したものの、それでもスマホ中毒という部類には入るのだろうなと気になっていました。

 

・スマホにコントロールされるのではなく、自分がコントロールするという意識を持つこと

・目的をもって使うこと

・目的を達成するために、デジタルは後押ししてくれるかどうか?をまず考えること

 

上記3点を意識すると、私はただただ時間を溶かしているだけだとわかり、スマホに触らない時間をつくるチャレンジをしてみました。

アプリをホーム画面から消したり、通知が鳴らないようにしたり。

おかげでスマホの充電がなかなか減らなくなり、これまでどれだけ使っていたのかが判明しました。

そうやって作り出した時間で、本当にやりたいことに取り組むことができるようになったので、身をもってこの本をおススメしたいです!

デジタルミニマリスト